【切り絵行灯】流山キッコーマン株式会社

住所 千葉県流山市3-90

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切り絵行灯のデザインの説明

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流山白みりんの2大ブランドの1つ、「万上みりん」が誕生した地。江戸時代の後期、流山で酒造業を営んでいた相模屋の二大堀切紋次郎がせうしゅの出荷量の落ち込みを受け、みりん醸造に挑戦した。試行錯誤の末、それまで上方で造られていた色の濃いみりんとは異なるきれいに澄んだ上品な味わいの「白みりん」の開発に成功。堀切氏の地道な販売努力により、次代に江戸にも広まった。当時は「お酒」として飲まれていたが、次代に「調味料」として人気を集め、「東みやげ」として一世を風靡した。幕末の動乱により、一時勢いを失うも、明治に入りウィーン万国博覧会に出品し賞を獲るなど、国内外でも躍進を遂げた。行灯は八つ橋横丁に2期設置されている。1つは明治時代のみりん工場を描いた銅版画がデザインの元に。現物は大きいため、切り絵作者の飯田氏が良いとこどりでアレンジをした。もう一方は、マンジョウ稲荷と呼ばれる工場内のお稲荷さん。普段は見られないがイベントの際に見られることも。